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【対談】NPO法人「とちぎユースサポーターズネットワーク」 代表理事 岩井俊宗様

2018年09月03日

ステモン宇都宮・仙台代表の福田が、「教育」「プログラミング」「地域活性化」などに携わる方々と対談させていただくコーナー。 
今回は、NPO法人「とちぎユースサポーターズネットワーク」 代表理事の岩井様とお話させていただきました。

 

NPO法人 とちぎユースサポーターズネットワーク

代表理事 岩井俊宗様(写真左)

1982年生まれ。栃木県宇都宮市出身。

2005年宇都宮大学国際学部卒業後、ボランティアコーディネーターとして宇都宮市民活動サポートセンター入馬戦。NPO・ボランティア支援、個別SOSに従事。
2008年より若者の成長機会創出と持続的に取り組む人材を輩出し、若者による社会づくりの加速を目的に、とちぎユースサポーターズネットワークを設立。2010年NPO法人化。代表理事を務める。

その他、認定NPO法人宇都宮まちづくり市民工房理事、栃木県協働アドバイザー、一般社団法人とちぎニュー ビジネス協会議理事等、他多数。


時を経て繋がる絆「頑張る人を応援したい」
福田:初めて会ったのは、まだ岩井さんが大学生の時だったよね? それが10日前くらいに、ミヤラジのスタジオでばったり再会して、ビックリしたけど、全然変わってないね。


岩井:岩井ちゃんでいいですよ(笑)。僕が宇都宮大学の学生だった頃、起業家教育の一貫で、経営者の方と直接会って学ぼうという機会があって、そこでお会いしたのが最初でした。


福田:元気な若者と会いたいと言っていた時に、ちょうど紹介されたんだよ。今もチャレンジする人をサポー トしていこう、という活動をしているけれど、当時から「頑張る人たちを応援したいんです」と言っていたよね。とても印象に残ってたよ。

岩井:まだ学生で人を助けられるような状況じゃないですから、誰かに話しても「夢物語だな」と言われたんですよ。でも福田さんは違っていて、真剣に話を聞いてアドバイスをしてくれました。福田さんのような本気にさせてくれる大人と出会えたことが幸運で、今の自分の出発点になっています。


福田:僕もまだ当時は若手で必死な時代でしたから、岩井ちゃんのような若者からパワーをもらってた。夢を語る人はたくさんいるけど、岩井ちゃんは「言って」「やって」きてる人。革新的なことにチャンレンジし続けているから、応援したくなるんだよ。

岩井:実際に活躍している先輩が身近で応援してくれる。福田さんのような方がいてくれたから、東京に出ようとか考えたこともなかったですね。地元・栃木を元気にして、未来を作って行く若者を支援していきたい。その思いは今も変わっていません。未来を耕すのが僕の仕事だと思っています。

福田:僕の中にも同じ気持ちがあるから、できる限り協力していきたいと思っているし、これからいろんな形でコラボレーションできたらいいよね。僕は薪をくべるから、勝手に燃えてください(笑)。


変わりゆく時代の節目に思うこと

福田:僕達が出会った頃は、いい大学を出て、いい企業に入社することが一番とされていたけれど、今はそういったものが信じられない時代になってきていて、何が正解なのか誰も分からない。皆不安になっていると思う。


岩井:これから人口は減って行くし、技術革新も急速に進んで、今までにない時代になっていくと思うんです。過去の常識の中に正解はないかもしれない。今の子どもたちは、答えのない世界を進んで行くようなもの だから、それは不安だと思います。でも答えのない世界は楽しいぜ!ということも僕は伝えたいですね。

福田:教育の面でも、2020年の教育改革に向けて、答えだけを求める学習ではなく、そのプロセスが重要視されるようになってきている。だからこそ、失敗を恐れず仮説を立てて動いてみることが大事だと思うんだよ。 僕達も、答えを教える教育から、問題をどう解決するかを教えて行かないといけないと思っていて、これは社会に出てからも通じることなんだよね。

岩井:考え方を変えることって大変だけど面白いんですよ。高い壁が出てきた。どうしても乗り越えることはできないけど、どうしたらいい?ともう一度壁を良くみてみる。そうすると「あれ?脇なら通れたよ」とか「壁に穴があいていたよ」とか(笑)。違う答えの出し方が見つかる。僕たちが仕事をしていく時も同じで、壁なんて日常ですから(笑)。楽しんだ方がいいですよ。

福田:発想の転換が求められる時代なんだろうね。子どもも、僕たち教える側も、そして見守る親も、変わって行かないとダメなんだと思う。まだまだ後輩には負けません!(笑)




岩井:(ブロックを見て)これは授業で作ったものですか? 面白いですね!

福田:これはロープウェイを作ったものかな。子どもは作って遊ぶだけかもしれないけれど、その中でこうやって動いているんだ、というのを自然と理解するんだよ。今度実物に乗る時も、きっと見方が変わると思うよ。


岩井:大人が見ても面白いですよ(しばし動かして遊ぶ)。息子を通わせようかな? 子どもが1人で全部作るんですか?

福田:先生がアドバイスはするけれど、基本的には1人で作る。難しい課題だとなかなかできなかったりするけれど、あきらめないで粘り強くやり抜くことで、完成した時の喜びも大きくなるんだと思うよ。

岩井:僕も子どもを"あきらめの悪い子"にしたいと思っているんです。だからあえて、出来ないことにも挑ませたい。今、自分たちが住んでいる家は、中古住宅の壁の色を塗ったり、自分たちの手でリフォームしたんですよ。今では息子はインパクトを使えるようになりました(笑)。

福田:お金があれば何でも買えるけれど、それって面白くないよね。想い出もできるし、自力でリフォームはいいなあ。


岩井:これも答えのない課題なんですよね。自分たちで考えてやってみて、だめだったら改良すればいい。

福田:やっぱり岩井ちゃんの知的好奇心はスゴイよ。常に面白いことを探してアンテナ張ってるでしょう?

岩井:同じところに留まるのが苦手なんです(笑)。人を幸せにしたいし、助けたい。そのためには自分たちが 楽しくないと。僕は人が大好きなんです。これまで育ててもらった人たちにも恩返ししていきたいと思っていますし、そのためなら大変なことも楽しめちゃう。新しいことをするのってワクワクしません?


福田:僕も今、ステモンという新しい教材を広めたいと思っているわけで、次はどうしようかな?とあれこれ考えてる。ないものを作り出すことは大変だけど楽しいし、結局そういうことが僕は好きなんだろうね。


岩井:どんなにアンテナを張っても、自分の中の世界は狭いから、福田さんのような先輩にも力を貸してもらいながら、これからも地元で頑張っている人たちをサポートしていきたいと思っています。好きなことを仕事にできている僕は幸せなんだと思いますし、僕みたいな働き方が当たり前になるといいな、と思います。

福田:僕もまだまだ後輩には負けられませんから(笑)。たくさんの人たちとの出会いから得たものを財産にし、岩井ちゃんのような方からパワーをもらいながら、進んで行きたいと思っています。



とちぎユースサポーターズネットワーク
HP
https://www.tochigi-ysn.net/


 


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